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雑草・・・・・ |
道端を見ると・・・
小さな「雑草」と呼ばれているような草花が、きれいな花を咲かせていた。

私らは、メジャーな花たちではない、その他大勢の花をひとまとめにして、雑草と表現することがある。
自然に咲いている花だけど、人に何の利益ももたらさないからなのかな?
それとも、好んで育てようとするような花ではないからなのかな???
しかし・・・・
どなたが、何かの本に書いていたような記憶があるのですが・・・
「雑草という花はない」・・・
そうですよね。
その花の名前を私は知らないけれど、でも、どの花にもきっと名前はあるはずですから。
それに、草花たちは、自分が「雑草」と呼ばれていることも、人間から必要とされていないことも知らないのですから。
いえいえ・・・
知る必要がないんです。
彼らは、自分ができることを精いっぱいやっているだけ。
それぞれの季節に合わせ、新しい眼をだし、葉を付け、花を咲かせる。
そして、また子孫を増やすために種を付けて、その種を風や鳥や虫たちの力を借りて、色々なところに届けていく・・・。
それだけなんです。
でも・・・・
地球に、その草花が存在するということは、私達の暮らしに直接影響をしていないように思えても、実は、大変な意味があるはずなんですよ。
この地球上には、一つとして、無駄なものは無いはずだから。
この地球という星にとっては、必ず必要とする意味があるのだから。
そのことを、きっと、草花たちは知っているのではないのかな。
だから、自分がやるべきことを、一生懸命やり続けられるのではないのかな。
時として、人は、他人を、又は自分を、「雑草みたいな・・」と表現することがある。
これには、
雑草みたいに、踏まれても踏まれても、再び立ち上がることができる、強い人間・・・という良い意味で使う時と、自分は、バラやユリや蘭(そのほかにも高価な花はたくさんありますが・・・)などのような価値の高い人間に対し、他人をさげすんだように表現するときに使う時があります。
これも、人間が勝手にもった「雑草」という草花たちのイメージからでしょうが・・・・。
でも・・・
もし、私も雑草のような人間・・・という表現を使うなら・・・
周りに気を取られず・・・
周りの目を気にすることなく・・・
周りの中称や誹謗に振り回されることなく・・・・
自分の持てる力を精いっぱい使い、自分の役割や仕事をやり遂げられる人間・・という意味で使いたいなと思いました。
でも・・・
やはり、「雑草」ではなく、その草花の名前を憶えて、読んであげられるようになりたいな。
だって、どの花も、しっかりと、胸を張って咲いているのだから。
そう・・・
「世界に一つだけの花」という歌がありました。
あの、スマップが歌っていて、大ヒットした曲。
私もあの曲は大好きです。
あの歌の2番の歌詞に・・・
「名前も知らなかったけれど、あの日僕に笑顔をくれた、誰も気がつかないような場所で、咲いていた花のように・・・」というところがありますよね。
あの歌詞大好きです。
まさに・・・
私達が普段「雑草」と呼んでいるような花の事を歌った歌詞ですよね。
でも、その花が、笑顔をくれた・・・
そう、力をくれたのですよ。
小さな、名も知らない花でも、そっと咲いているその花は、見ている私達に、笑顔をくれるんですよ。
素適じゃないですか。
あたりまえのことだけど・・・・
メジャーな人間もいます。
しかし、その裏側には、それよりも大勢の裏方さんがいるのです。
その裏方さんは、決して、陽の光を浴びることはないかもしれないけれど、でもその裏方さんがいなければ、メジャーな人間も花開くことははにということも、知っていおきたいことですよね。
足元を見ないと踏み潰してしまうような花たちにも、きっと大きな役割があるんです。
同じ様に、私たち人間にも、一人一人になにかしらの役割があるはず。
必要ない人間は一人もいない。
たとえ、障害を持っている方でも・・・
病気の方でも・・・
お年寄りでも・・・
この世には、一人として、不必要な人はいないということを、私達みんなが意識していなければならないのではないでしょうか。
名も知らない花から・・・
私達は、まだまだ教わることがたくさんあるのではないかな。

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当ブログは、50を過ぎた中年オヤジが、毎日時間に追われ、お金に振りまわされ、やりたいことも我慢してやれないような暮らしから、自分の思いをしっかりと受け止め、心にゆとりを持った暮らしをしていこうと、悪戦苦闘している日記です。
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