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ねことじいちゃん |
今回は、映画「ねことじいちゃん」を見た感想です!
あくまでも、私は映画評論家ではなくて、一映画ファンでしかない素人です。
その私が、個人的主観を元に感じたことを欠いてあるだけなので、気なる方は、是非ご自身で見てみてくださいね。
さてさて・・・
前置きはこのくらいにして・・・
まず、この映画もDVDを借りてきてみましたよ。
なんでこの映画を選んだかと言うと・・・たいした意味はありませんでした。
ただ、家族でなんのDVDを借りようかと、お店であーでもない、こーでもないと言いながら探していたんですが、後1本がどうしても決まらなかったんです。
実は、私がその1本を選ぶ権利があったんですが、なかなか、これが見たいってものが見つからなくて・・・。
クィーンの「ボヘミアンラプソディー」を借りようか・・・でも、この映画は映画館で1度見ているし・・・
これはまだ新作だから、7泊借りられない・・・
この映画は、高校生の息子にはあまり見せたくない内容かもしれないし・・・
この手のタイプの話は、かみさんが嫌いかもしれないし・・・
なんて悩んでいたら、結局決められなくてね。
で・・・・
家族に、後1本、決めていいよって投げ出したんですよ。
そしたら、この「ねことじいちゃん」を選んできたんです。
私も、このDVDは1度手に取ったんですが、いまひとつぴんと来るものがなく、また棚に返したんですよね。
その映画を家族は選んできたんです。
どうも、猫が出てくるので、癒し計かなと言うのと、島のお話しってことで、選ばれたようです。
ま、選ばれた理由はともかく、選ばれたのだから見てみなくては。。。
と言うことで、視聴してみました。
映画のストーリーとしては、とある小さな島で暮らしていたご夫婦がいました。
しかし、奥様はなくなられてしまい、残されたご主人(じいちゃん)と、奥様が拾ってきた猫と二人(?)暮らしが始まりました。
昔教師だったご主人(じいちゃん)は、、毎日、島を猫と一緒に散歩して歩くんです。
一人では、散歩にも出なかったご主人(じいちゃん)。
しかし、猫と一緒なら散歩するようになったんですよ。
それはよかった・・・と、のどかな風景と共に流れていくストーリーを眺めていました。
あるひ・・・知人からスズメダイをもらったので、昔奥さんがよく作ってくれたスズメダイのちらし寿司を作ったところ、どうも奥さんの作ってくれた味じゃない・・・と思い、奥さんがどこかに料理のレシピを残していないかと探していたら・・・
あったんですよ!
両氏のレシピが・・・
そこからこの話のメインストーリーが始まるんです。
この映画では、いたるところに猫が出てきますが、その猫の表情や仕草は、さすがプロのわざ・・・という映像で、本当に癒される光景がたくさんありました。
また、島の人たちはみな高齢化が進み、若い人たちの多くは島を離れていきます。
そんな島に、本土から移り住んで北女性が、カフェを始めたんです。
初め島の人たちは、こんな爺さんばあさんばかりの島では、だれもカフェなんて行かないよ・・・なんて話していたのですが、ひょ運名きっかけで、カフェでお茶することになると・・・・
もうカフェは島のおじいちゃんおばあちゃんのたまり場になりました。
そして、カフェのオーナーの女性は、島の人と料理教室やらいろいろなイベントを開いたりして交流を図るようになり、島の人たちの人気者に!!!
なんとも、素晴らしいお話し。
でも・・・
これだけじゃ、何も物語として面白くないですよね。
基本のストーリーは以上のような話から新たな展開へとうつっていくのですが、その中に、島で暮らす人たちの悩みや思い、そして島を出て行く人の思いや願いが描かれていてました。
島で暮らす人たちには、その日となりの事情があり、出て行く人には出て行くだけのわけがあり・・・
そして、おじいちゃんおばあちゃんには、それぞれの歴史があり・・・
そこに様々な形の愛があるんですよ。
その愛の表現がとても素敵なんです。
人を思う気持ちって、色々な形があるんだなって、そんな感想を持たせてもらいました。
そして・・・
年老いたご主人。
ある時に体調を崩し、倒れてしまいます。
島の人はもちろん、離れて暮らしている息子さんも心配になり駆けつけるんですよ。
そして、一緒に暮らしていていた猫も・・・・
この時に猫が取った行動が、また感動的なんです。
年老いた父親が、市まで一人で暮らしていくことを心配した息子は、東京で一緒に暮らそうと何度も説得します。
そして・・・
ご主人の決断は・・・・
私は、海の近くでの暮らしにあこがれていて、いつかは海の近くの小さな町に、その住居を移し、骨をうずめたいなと思っているんです。
できることなら、小さな島に行ってみたいなって。
この映画を見て、その思いが益々強くなりました。
まず・・・
この映画に出てくるおじいちゃん・おばあちゃんの暮らしが、とてものどかで、とてもゆっくりとした時間の中で流れていくんですよ。
それが先ずうらやましい。
今は仕方ないのかもしれませんが、毎日毎日時間に終われる生活をしていると、時々時間が止まってくれればいいのにって思います。
せめて、年老いて、現役を離れたら、もっとゆっくりとした時間の中で暮らしたいと思っていました。
だから、この映画に出てくる島の人たちの生活が、とてもうらやましく思いました。
もちろん、映画では、島暮らしのよいところをクローズアップしているわけですから、よく見えるはずですよね。
隣の芝生は青いんですから。
でも・・・
島暮らしには島暮らしの苦労もあると思います。
でも、憧れます。
近くの漁港で、釣り糸をたれて、連れた魚を食べながら・・・
できれば、ちょっとくらいは野菜を自分で育てながら・・・
時々、他人様からいただいたご好意をありがたく頂戴し、また自分が出切ることで返していく。
そんな暮らしをしたいと思っていたんですが、私の思い描いていた暮らしが、この映画の中にはあったんです。
もう、感動です。
えいがの、中でも主人公のおじいちゃんが、息子さんに「年寄りの時間は、ゆっくりと流れていくんだよ!」ってかたるんですよ。
もう・・・素敵!!!
最高!!!
私は、まだ体の動くうちに、絶対に島暮らしに挑戦したい!!!
そんな思いを描かせてくれる映画でした。
とてものどかで、とても暖かく、そしてとても人間らしい暮らしの描かれた映画でした。
人の愛に飢えている方には、是非お勧めです!!!
【 心豊かに暮らすための今日の一言 】
・感動しよう!!!
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